はじめて不妊治療専門病院に行ったときの話

2018年1月不妊治療専門病院初診予約の日が来た。

レディースクリニックの紹介状を持って妻と来院。初診の流れとしては下記だ。

❶ 問診票記入
❷ 医師の診察
❸ 検査:採血、超音波検査
❹ 医師から方針説明
❺ 看護師の説明

❻ 会計

まず❶問診票には治療歴や妻の生理の周期、既往歴等をわかる範囲で記入。

❷の医師の話では今までタイミングはバッチリであるが一度も妊娠しないのは、精子に異常があるか、ピックアップ障害(排卵された卵子を卵管采がうまく取り込めないこと)があるか、卵管が詰まっているか、他に可能性があるか・・・いずれにしろ妻はまだ31歳と若いので、2、3回体外受精をすれば授かる可能性が高い。その都度検査をして考えていこうとのことだった。

続いて❸の検査に移る。
僕も妻も感染症検査やホルモン検査等さまざまな血液検査をした。

実は妻はレディースクリニックで卵管通水検査(細いカテーテルを子宮内に挿入し、生理食塩水をいれて、超音波下に卵管の通過を確認する検査。)を行っていたそうで、卵管の詰まりはないことがわかっていた。おかげでその検査はしなくて済んだようだ。

僕としては初めての採精。
採精室という部屋で取ってきてほしいと指示され、カップを渡され行くことになった。

採精室では、DVDが3本ほどおいてありそれを見ながら採精することになるのだが

DVDをセットし、再生開始、映像は映っているが、音がでない・・・・

これは一体どういうことだ。DVDの調子が悪いのかと思い別のディスクに替えてみたが、やはり音はでない機材トラブル発生!!音が出ないことを聞くのが、恥ずかしく そのままがんばって何とか採精を完了させた。その後は、カップを置く場所が近くにあるのでそこに、カップを置いて終了となる。

あとから、先生に聞いてみたら、「そうでしたか、すみません、引越ししたばかりで初めてだったので確認しておきますね」ということで接続がきちんとできてなかった模様。「そこは、確認してください」と心で呟いた。

一方で妻も内診にてエコーを見てみると生理から11日目の本日、21mmの卵胞が1個育っていた。

レディースクリニックでは排卵誘発剤を使っていたが、レディースクリニックからこちらの病院に転院するまでの期間は年末年始を挟んだこともあり生理以降何も薬を飲んでいなかったそう。妻としてはちょうどよく育っているのは予想外であったようだ。

一通り検査を受けたあと❹の再び医師の説明。
感染症検査の結果は後日でるそうだが、妻のホルモン検査の結果としてはまだ排卵するスイッチは入っていないそう。
ほどなくして僕の精子の現状もわかった!!!

運動率や濃度も特別異常はなく、なんとか大丈夫そう。

妻は良いサイズの卵胞が1個育っていたため2日後採卵をすることになった。

❺採卵前の薬の使い方を看護師さんから聞いた。
本当は3日前から準備するようだが、とりあえず本日16時にボルタレン坐剤を挿入。
23時 排卵誘発のブセレキュア点鼻薬で排卵を誘発し

採卵まで排卵しないよう膜を硬くするため24時、翌日8時、16時、24時 採卵日の朝 8時にもボルタレン坐剤の指示があった。

❻そして会計。

トントン拍子に話が進み1日がかりの診察は終わった。

1日を終えての感想

体外受精の病院はご夫婦で来ている人も多くとても混んでいた。ホルモン検査の結果は1時間後にはわかることも驚いた。土日も休まず診察されている医師や看護師の方々には頭が下がる。

会計もだいぶ高かったが、東京都では、子供を望む夫婦が早期に検査を受け、必要に応じて適切な治療を開始することができるよう、不妊検査及び薬物療法や人工授精等の一般不妊治療にかかる費用の一部を助成してくれる、不妊検査等助成事業が適応されそうなので、妻のレディースクリニック通院費と今回の費用は賄えそうだ。
助成金については今度まとめて書こうと思っている。

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