鍼灸治療とファスティング

不妊治療専門病院に転院することを決意し、通院し始めた頃に妻は鍼灸治療とファスティングを始めた。

体外受精を始めるときに鍼灸も効果があるとの記事を読んだようだ。

今回は鍼灸治療とファスティングについて紹介しよう。

つぼに鍼を刺し、灸で温め刺激することによって、体の調子を整え妊娠しやすい体を作るのが目的である。

体の冷えや自律神経、ホルモンバランスの改善により妊娠できる可能性が高まるかもしれないといわれている。

実際体質が改善され、血液の循環が良くなることで冷えもなくなり

最初の1クールで生理の経血がどろっとした経血からサラサラのものに変わったと妻は言っていた。

ファスティングという言葉を初めて耳にする人も多いだろう。簡単に言うと断食のことである。

ファスティングで内臓の機能を少し休ませて、機能を回復すると以下の効果が期待できる。

・細胞を修復する能力が高くなる

3日間のファスティングでは水　２L以上、決められた量の酵素ジュース以外は口にできないため

前日まで暴飲暴食していると、とてもつらくなる。

よってファスティング前から1週間準備食を行うのが大切だ。

まごはやさしい

ま 豆類 豆腐・大豆・納豆など。 …

ご ごま たんぱく質・食物繊維・カルシウム・ミネラルなど栄養豊富。

は（わ） わかめなど海藻類 たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富。

や 野菜 ビタミン・ミネラルが豊富。

さ 魚 .

し しいたけなどきのこ類 …

い いも類

の食事をとって、ファスティング後も回復食で胃を慣らしていかないといけないため

ファスティング中もつらいが、前後も飲み会等は行けずスケジュールを整えなければならない。

体外受精と同時に鍼灸治療に通院することは治療スケジュールも大変であったし

金銭的にも悩ましいところであったが、妻は何か自分にできることはないかと藁にもすがるつもりで通院したようだ。

妻がファスティングでつらい思いをする横で、僕の朝ごはんや夜ご飯の準備をさせるのは忍びないと思い、その期間は僕も一緒にファスティングを行なった。

最初の二日間は空腹感に襲われ辛かったが、3日目にはファスティングハイ状態になり無の領域に達した（笑）

回復食は本当に食材の味を噛み締め美味しく感じたが、そのあとの宿便のスッキリ感には一種の満足感も覚えた。

こうした努力が結果にどこまで繋がったかは不明だが、何もできずにやきもきするよりは気休めになったのではないかと思う。

【注意】ファスティングを勝手に行うのは危険であるため専門の指導のもと行うことをお勧めします。

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