僕と妻の妊活奮闘記!!

赤ちゃん

僕は、2016年に結婚した。

1年くらいは妻と二人の生活を満喫したのだが、いよいよ本気で妊活を意識した矢先、妊娠検査薬で陽性反応!

すぐに結果は出るもんだと思っていたら、産婦人科に行く前に化学的流産となってしまった。

その後の妊活についてこれから紹介していきたいと思う。

 

化学的流産とは?

妊娠4週から妊娠6週くらいまでの超初期段階に妊娠検査薬を試したら陽性だったけれど、数日後に生理が始まったというケースや、陽性が出て産婦人科を受診したところ、赤ちゃんを包む「胎嚢」が確認できず、数日後生理が始まることがあります。血液中または尿中のhCGというホルモンが陽性になることによってのみ妊娠と診断され,通常の妊娠に移行しないような場合を化学流産といいます。化学流産は、受精卵が着床したころの早い段階で起こる流産で、生理と区別できないことがほとんどです。

出展:化学流産って何?原因や症状、その後に妊娠はどうなる?

 

 

レディースクリニック受診

そもそも妻は独身時代から生理不順がありPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)が原因と疑われ、ピルを服用していた。

化学的流産により生理不順が悪化したためピルを服用してもらっていたレディースクリニックを受診。

最初は基礎体温を測り、タイミング療法から始めたのだが生理が2ヶ月に1度しかこず、タイミングがなかなかつかめなかった。

そこで排卵誘発剤によるタイミング療法をチャレンジしてみることに。受診回数も増え、仕事との両立は大変そうであった。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
多嚢胞性卵巣症候群とは、卵巣の中でできる卵胞の発育が遅く、さらに、ある程度の大きさになっても排卵されずに卵巣内に多数の卵胞がたまってしまう疾患。
生殖年齢の女性のうち、5〜8%に発症が見られ、月経異常や無排卵月経など、不妊の症状に悩む女性も少なくない。毎月起こるはずの排卵がなんらかの原因でうまく行われない状態を総称して「排卵障害」と呼び、多嚢胞性卵巣症候群もその中の一つで、特に患者数が多い病気。

排卵誘発剤によるタイミング療法とは

排卵誘発剤を内服し、排卵のタイミングをDrに指導してもらい夫婦生活を行うこと。実際の受診スケジュールと診察内容は下記となる。

①月経開始5日目以内に一度受診し、5日目より排卵誘発剤を服用

②月経10〜12日目に来院し、エコーにて卵胞の計測を行う。

卵胞が2個以上育ってしまったらその周期は見送りとなる。(双子、三つ子等多胎妊娠の確率が上がるため。)
誘発剤の種類はいろいろあるが、どれが効き1-2個のみ育つかは内服してみないとわからず、排卵予定時には頻回エコー確認が必須となり仕事の調節が大変。
内膜は厚めがのぞましく、卵胞17.5mmで1-2個の条件がそろって初めてタイミング指導が行われる。

③卵胞の大きさ、数がよければ、hcg注射で排卵を誘発。数日間はできるだけタイミングをとり、3日後より黄体ホルモンデュファストン朝夕1錠10日間内服。
体温が上昇し、高温期が2週間以上持続したときは妊娠検査薬を使って連絡。生理がきたら5日目以内に受診と指導あり。

hCG注射:注射すると排卵が促され、24時間から36時間後に排卵が起きる。そのため、hCGを注射する前日と注射した当日~翌日に夫婦生活を送ると、受精する可能性があるといわれている。一般的に経口の排卵誘発剤では、卵胞は育つが排卵刺激が出にくくなるため、多くの場合確実に排卵させるためにhCGが併用される

デュファストン:黄体ホルモンの作用を補い、子宮内膜を維持する働きがあるので、それまでなかなか基礎体温が安定しなかった人でも、高温期がある一定期間続くこともある。デュファストンを飲むのをやめると、数日後には高温期が終わり、生理がくる。もし、デュファストンの服用をやめても高温期が続けば、妊娠している可能性も考えられる。

タイミング療法の経過

妻は最初の5周期をクロミッド、その後2周期をセキソビッドという2週類の排卵誘発剤を使った。

スタンダードとして使われるクロミッドにて卵胞が1-2個育つときもあれば、5個も育ちその周期は多胎妊娠を避けるためタイミングを中止。翌周期も卵胞が全部排卵されず遺残卵胞として残ってしまい再度タイミングを見送ることもあった。

その後クロミッドより効果の弱いセキソビッドでは、内膜も厚くなり時間はかかったが、毎回1個のみ卵胞が育ち調子がよさそうであった。

この治療を約1年行ったが、レディースクリニックのDrに誘発剤のタイミング療法だと多数卵胞が育つのは厄介なことだが、体外受精なら多数育ったほうが移植のチャンスが増えるし、早く妊娠を希望するならおすすめとのアドバイスを受けたことと共に、タイミングが合っているのになかなか妊娠しないのは他に原因があるのではないかとの疑念もあり、本格的に体外受精へのジャンプアップを検討してみることになった。

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