新鮮胚移植・・・そして甲状腺専門病院への通院と判定日

手術

初めての初期胚移植

採卵から2日後の10時に、TELにて受精確認ができたため予定通り午後から初期胚移植することとなった。

この受精確認とは採卵した卵胞と精子が受精し、細胞分裂を繰り返し子宮内膜に着床できる状態になる受精卵へ成長しているかの確認である。

だいたい採卵から2日目で移植をするのを「初期胚移植」、この時3-4分割の受精卵となる。5-6日目で待ち胚盤胞になった状態で子宮に戻すのが「胚盤胞移植」となる。

胚盤胞移植について
体外受精で受精卵を培養し、胚盤胞になった状態で子宮に戻すのが「胚盤胞移植」。着床可能な状態まで受精卵が育っているので、初期胚や桑実胚の段階と比べると、胚移植あたりの妊娠率は高くなる。ただし、そもそも胚盤胞まで到達する確率が3~5割と低いため、1回の排卵あたりの妊娠率は「初期胚移植」とあまり変わらないといわれている。

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13:30に来院し、採血。内診にて内膜は8.8mmで普通の厚みだったそうだが
初診のホルモン検査の結果 甲状腺ホルモンTSHの数値が移植するには高いとのこと。

通常TSHは5以下が正常範囲内ではあるが、妊娠希望する場合2.5以下が理想のところ
妻は4.3あるため、TSHを2.5以下にコントロールしてから移植したほうがいいのでは?移植の延期を打診された。

TSHが高いと流産の確率が高まるとのこと。
しかし、本日移植する気満々で受診したため、必ず明日甲状腺専門病院を受診し、精密検査を受けるので今日移植してほしいと懇願し、何とか移植してもらえたようだ。

トイレを済ませ、いざ移植!

移植は神秘的な体験で4分割の受精卵を無事に子宮内に迎えることができた。
看護師さんより黄体ホルモンを補充するためのルティナス膣錠とデュファストンを処方され、今日はシャワーのみ、基礎体温が前日に比べ0.3℃下降し、翌日も上昇がない場合病院にTELにて相談することや運動、アルコール、喫煙は控える等説明を受け、次回10日後に判定日で再度受診することになった。

約束どおり甲状腺専門病院へ

翌日甲状腺専門病院への紹介状を持ち受診。
国内でも有名な表参道にある伊藤病院だ。

まず採血をして1時間後に検査結果が出るのでそのあと診察。

採血の結果、TSH3.4で前回計った数値よりも特に何もしていないが低くなっていた

昆布や海藻類を食べてもTSHはあがるようで、不妊治療専門病院へ初診で行ったときは正月明けだっため昆布巻き等普段ためない食事をしていたのが原因でTSHが高かったのかもしれない。

診察後は超音波検査等いろいろ検査をしたが、甲状腺には腫れもなく異常なし。

ただ妊娠希望中は正常範囲内ではあるが、高めではあるため継続して投薬治療をしながら通院するよういわれ、チラージン12.5mg+25mg起床時に服用することになった。

判定日

ついに移植から10日後の判定日となった。
病院に着いたらまず採血。

hcgというホルモンが出ているか否かで妊娠がわかるよう。

妻は緊張しながら採血の結果が出るまで1時間待合室で待機。
診察室に呼ばれ、、、
今回は残念ながらhcg0でまったく着床していないことを告げられた。

がっかりしながらも次回は生理3日目に受診するよう促され、お会計をしてトボトボ帰宅したとのこと。

感想

1回でとんとん拍子に妊娠したらラッキーだなと思ったが、人生はそう甘くはなかったようだ。
一通りの流れを体験できたので次回からは落ち着いた気持ちで取り組めるだろう。

体外受精はまだ始まったばかり。

あきらめずに頑張っていこうと思う。

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